サイケデリック百合光線

のんのんびよりは百合なのでアド

ずっと追いかけていたユニットが

五年越しにネットにMVを公開した。


花火絶景 - RainyBlueBell

実際のところ、この間にそれぞれのソロアルバムの中で三人の楽曲があったり、他のアーティストのフィーチャリングしたマイクリレーの中に三人共いたり、ってことはあったのだけど。
でも、それでもずっとファンボーイとして追っかけていて改めてこうしてインターネットにMVを公開してくれるのは本当に嬉しい。
この三人が初めてユニットとしてインターネットに公開したのが、(多分)2008年頃。僕が初めて知ったのが2010年頃だったから、二年遅れ。

当時はニコニコが最盛期で、いわゆる「歌ってみた」とかボカロが流行ってて。

中学生になってHIPHOPにはまるオタクだった僕は「ニコラップ(今はほぼ使われてない)」ってタグがつく曲を片っ端から聞くのが好きだった。

その過程でRBBと出会ってヘビロテしてた。五年前くらいまで。

 

2013年、あるライブのショーケースの後、急に三人はユニットでの曲の公開をやめた。

ここまでの五年間、一人は他のユニットで活動を続けてたけど、二人は年2か3くらいしか音沙汰なくなっていて。正直もうこのまま事実上の活動休止になると思っていた。あくまで趣味としてのラッパーだったし、年齢的にも仕事が忙しい時期なのは想像できた。

ところが、2015年に静かだった一人が急に2ndソロアルバムを発表した。当然ファンボとしては買わない選択肢がない。

当然いいCDだったんだけど、ある一曲に胸が打たれた。それは、静かだった残り一人が昔書いた曲のRemixで、なおかつそのただ一人に向けた曲だった。

このすぐ後、残りの一人も別のユニットの客演と言う形ではあるけれど、確実に露出の回数が戻ってきて、昨年夏には初めてのソロアルバムをリリースした。
更にまるで触発されたみたいに今年の五月にはずっと活動してきた一人もソロアルバムを発表した。

なおかつこの三つの盤には必ず三人がいずれかの楽曲に参加していて。これでユニットとしての活動を期待するなと言う方が無理な話で。
その中で発表されたこれ。別に泣かせに来るような曲でも哀愁漂う曲でもないのに、曲聴きながら泣きそうになったのはファンボとしては仕方ないことだと思う。

何が言いたいかと言うと

 もし好きなグループだとかアーティストがいるなら、応援しよう。多くの人はメジャーの曲を聴くと思うし、そういった人達は下手すると趣味でやってるインディーズより数字にシビアだ。気が付いたら解散してることだってある。でも、お金を払える。CDが買える。僕らインディーズオタクはそれすらできず、応援してますって言うくらいしかできない。

今の世の中ストリーム配信とかフリー音源とか便利で手軽な物はいっぱいある。
でもたまには直接CD買ったりライブハウスに行って音を浴びてみてほしい。ライブハウスって意外と怖いところじゃないから。

欲を言えば上のMVを見て何か感じたらRainyBlueBellの曲を探して聞いてみて欲しい。彼ら、というか音楽ってのはその順序を辿ると同じ曲にも新しい側面が見えるから。